2015年2月の一覧

たかが肩こり されど肩こり・・・

 肩こり 簡単なようで一番難儀な病かも知れないw

出るのは簡単。

肉体労働は普通で 趣味や仕事 ゲ-ムや本で長時間目を使いすぎたり 

悩み事で考えすぎたり、食生活が原因で胃が悪くても出ますし

今の時期は ただ寒いだけで体が縮こまり 力が入るので そこから血行障害になりコリが出ます。

 

 原因はさまざまですが、痛み止めの薬を飲み続けて状態を悪化させていた方もいました。

 

原因は何か どうしたら悪くなるか。

 

入浴や運動で治るうちはいいんですよ。

 悪化する前にお声かけていただければ

つらい思いが解決するかも知れませんよ?

 

 コリの改善での即効性は

副作用もありませんし針治療が一番効果があると自負しております。

 

 ただね、コリの自覚のない人もいるんですよ。

背中が痛いと来所され、背中を拝見すると

 もう そりゃゴム板はいってんじゃないかってぇ人がいました。

そういう方はすぐには改善せず、痛みがある程度軽減したら

コリとの関係もあまり気になさらないのでそこで施術に来られなくなり・・・

 

 こちらから無理強いもできませんので電話かけて呼ぶこともなかなかできずらい。

 ご説明はするんですけどねぇ。。。(遠い目)

今までご紹介の患者さんが多かったので、機会あるとき

「~さん どうしてます?」と伺ったりして

元気ですよ といわれたら安心します。

 

やっぱり元気が何よりです。

うつ病診断に血液検査?

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201502/2015020400952&g=soc

時事ドットコム:うつ病診断に新手法=血液のDNA反応分析-徳島大

うつ病診断に新手法=血液のDNA反応分析-徳島大

 血液中のDNAを調べ、化学反応の状況から、うつ病かどうかを診断する方法を開発したと、徳島大の大森哲郎教授らの研究グループが4日発表した。うつ病の血液診断の実用化につながる成果という。論文は同日付の英科学誌エピジェネティクス(電子版)に掲載された。

 うつ病はストレスなど、さまざまな要因で発症するとされる。研究グループは、ストレスなどによって、メチル基と呼ばれる分子が遺伝子に結合する化学反応「メチル化」に変化が起きることに着目。うつ病患者20人と、うつ病ではない19人の二つのグループから血液を採取し、多くの遺伝子のメチル化の程度を測定した。
 この結果、18種類の遺伝子のメチル化反応の値を組み合わせれば、二つのグループを判別できることが分かった。別の二つのグループで同様の実験を行った場合も有効だったという。
 研究を主導した沼田周助講師は「精度の高いうつ病の指標に成り得る。実験の規模を拡大し、実用化につなげたい」と話している。(2015/02/04-22:02)

 

 ある意味現代の生活が生んだ病で 

且つ 誰にでも起こりうるもの。 ストレスが起因とされてますが

その本人にとってどれだけのものが どれだけの刺激になって発症するかもさまざまです。

 

 病院の投薬でも効果が少なく 鍼灸と併用して治療に向かう人も少なくありません。

 苦しいことは苦しいと、言える相手は大事ですよ。

 

当方もご相談を受け 微弱ながら施術した経験がありますが やはり長期的なアプローチが必要。

 そして、家族や友人などの協力もね。

 

 

医食同源~五行について

 

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さて、東洋医学では 古来より 
食べ物と健康とは、密接な関係があると言われてきました

その1つとして
各臓器に配当する滋養の食べ物を記したもの

五行色体表
というのがあります。
その一部を抜粋しました。


五色  五季  五行  五臓  五腑  五穀  五畜 五菜 五果

青   春   木   肝   胆   麦   鶏   ニラ  スモモ

赤   夏   火   心   小腸  キビ 羊  ラッキョウ 杏アンズ

黄   土用  土   脾   胃  粟アワ  牛     葵   棗ナツメ

白   秋   金   肺   大腸  稲   馬   ねぎ   桃

黒   冬   水   腎   膀胱  豆   豚   まめのは  栗

○五色とは
その臓器か弱い人に出る肌の色です。
例 色白の人は風邪をひき易い、腎臓に異常が在る人は色黒くなる。

○五季とは
その臓器が弱る季節です。 土用は変わり目とするほうが良いかもしれません

その他説明

葵アオイ 食物としては中々検索しにくい・・・
知識も無く調べたところ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%A4%E7%A7%91
に、葵科でオクラも含みますので 代用できるのかと(責任はありませんが・・・)

ナツメ http://www.e-yakusou.com/sou/sou289.htm
実もそのまま食しますが 種も神経衰弱、不眠、鎮痛、強壮などで煎じ薬として使用します


ご承知とは思いますが、どんなに体にいいものでも 食べ続けることはありません。
過ぎたるは、及ばざるが如し。。。

調理法も、付け合せる食材によっても効果も変わるでしょうし
当方知識無く難しいものですが 同じ食材でも季節によって薬にも毒にもなります。

たとえば
疲れ=肝臓が弱っている→ 麦ご飯に 鶏とニラ入りの丼でも如何?
位に考えて頂ければ良いかと。

食べるという事は、人間の3大欲 (食・睡眠・性)の一つ
一番の楽しみの一つでも在りますが

健康となると
一番難しい問題でもあります。

今日の献立、ちゃんと考えてますか?


 ある先生の解説によると、五穀の「豆=大豆」ということになっており、

五菜の「藿」は食用の豆の葉のようです。
ちなみに〝神農本草経〟で、マメ科の薬物が10数種類ありますが、
鹿霍(ろくかく)が飢餓食物として重宝されてます。 いわゆるタンキリマメのことです。
~タンキリマメ~痰切り豆 

その名の通り 痰を切る作用のある 袋が赤いマメ科の植物

効能について
薬草関係の本では掲載されていないそうですが・・・
ナゾが増えてどうする!

科学的に証明が無いのと 効能が無いはイコールではないのですが
古来から言われているなら 効果は在るのかと。

 突き詰めるとこれだけで難しい勉強にはなるんですが

いま 現状での体質や滋養効果など 日ごろからちょっと気をつけるだけで病の予防になります。 

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