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さて、東洋医学では 古来より 
食べ物と健康とは、密接な関係があると言われてきました

その1つとして
各臓器に配当する滋養の食べ物を記したもの

五行色体表
というのがあります。
その一部を抜粋しました。


五色  五季  五行  五臓  五腑  五穀  五畜 五菜 五果

青   春   木   肝   胆   麦   鶏   ニラ  スモモ

赤   夏   火   心   小腸  キビ 羊  ラッキョウ 杏アンズ

黄   土用  土   脾   胃  粟アワ  牛     葵   棗ナツメ

白   秋   金   肺   大腸  稲   馬   ねぎ   桃

黒   冬   水   腎   膀胱  豆   豚   まめのは  栗

○五色とは
その臓器か弱い人に出る肌の色です。
例 色白の人は風邪をひき易い、腎臓に異常が在る人は色黒くなる。

○五季とは
その臓器が弱る季節です。 土用は変わり目とするほうが良いかもしれません

その他説明

葵アオイ 食物としては中々検索しにくい・・・
知識も無く調べたところ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%A4%E7%A7%91
に、葵科でオクラも含みますので 代用できるのかと(責任はありませんが・・・)

ナツメ http://www.e-yakusou.com/sou/sou289.htm
実もそのまま食しますが 種も神経衰弱、不眠、鎮痛、強壮などで煎じ薬として使用します


ご承知とは思いますが、どんなに体にいいものでも 食べ続けることはありません。
過ぎたるは、及ばざるが如し。。。

調理法も、付け合せる食材によっても効果も変わるでしょうし
当方知識無く難しいものですが 同じ食材でも季節によって薬にも毒にもなります。

たとえば
疲れ=肝臓が弱っている→ 麦ご飯に 鶏とニラ入りの丼でも如何?
位に考えて頂ければ良いかと。

食べるという事は、人間の3大欲 (食・睡眠・性)の一つ
一番の楽しみの一つでも在りますが

健康となると
一番難しい問題でもあります。

今日の献立、ちゃんと考えてますか?


 ある先生の解説によると、五穀の「豆=大豆」ということになっており、

五菜の「藿」は食用の豆の葉のようです。
ちなみに〝神農本草経〟で、マメ科の薬物が10数種類ありますが、
鹿霍(ろくかく)が飢餓食物として重宝されてます。 いわゆるタンキリマメのことです。
~タンキリマメ~痰切り豆 

その名の通り 痰を切る作用のある 袋が赤いマメ科の植物

効能について
薬草関係の本では掲載されていないそうですが・・・
ナゾが増えてどうする!

科学的に証明が無いのと 効能が無いはイコールではないのですが
古来から言われているなら 効果は在るのかと。

 突き詰めるとこれだけで難しい勉強にはなるんですが

いま 現状での体質や滋養効果など 日ごろからちょっと気をつけるだけで病の予防になります。 

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