2017年6月の一覧

土用~季節の変わり目と体の影響 

 土用 よく「土用のうなぎ」として夏の暑気払いを思い浮かべる人のほうが多いかもしれません。 が!

 これはむかし鰻屋さんが考えたこと。

 東洋医学で五行色体表という 治療方法を含めた体を現す一覧があり そこに書かれていたものには。。。

 

 五季にあるところの土用 季節の変わり目をあらわします。

すなわち4回あるわけですね。

それが五行の土性にあたり 五蔵の胃に配当します これは医者が言う臓器の胃とは違いはあるんですが。。。

五季によると 湿が体に悪く 思い悩みやすくなる。

 逆の解釈では 季節の変わり目は胃が弱り 湿度が筋肉に影響すると言うことでこわばりや疲労感などが出る と。

 

滋養とする食べ物として 牛肉や粟 そして甘いもの。

 

 

原因がすべて季節によるものなら 梅雨が終われば痛みは軽減されるんですけどね。

 それで治れば苦労はしませんよねぇ。。。

 

各々の体質や季節に合わせた施術を心がけてます。

そして どうしたら再発しないか 軽減するための生活習慣は何かを 一緒に考えていきましょう。

季節の変わり目?

 梅雨も半ばか終わるのか の季節ですが

5月の終わりから今月 急な痛みを伴う患者様の来所が多く見受けられました。

年齢も性別もさまざまで、数十年付き合いの古い患者さんから 飛び込みの新患の方々など。

 

共通するのは、原因不明の間接の痛みやコリ感 

日ごろからの運動やマッサージに通っている方や肩こり腰痛も持病として 他の鍼灸院や病院にかかっている方など気をつけていても 我慢できないくらいの症状だとか。

 

考えられることはまず 梅雨の湿度と気温の変化 そして気圧です。

 

今までなら季節の移り変わりがゆっくりだったんですが 特に今年は朝晩と昼の寒暖が激しく 出歩く時間によって衣類を変える工夫まで必要とされ

天気予報を見ても急な雷雨など 気圧の乱高下も体調を崩す原因となります。

 

 たとえば気温は同じ25度でも湿度があれば不快感を伴い体も疲労がたまります。

しかし除湿をしようとエアコンをかけると 気温は下がり次は冷えの症状として体のこわばりがでます。

 

腰や肩など 一箇所で済むなら良いんですが、たいていは全身に現れるので局所の施術じゃ追いつきません。

痛みのひどい方には全身施術の放置時間中ホットパックを 足先 腰部 そして首元の3箇所に置き毛布をかけます。

 それでも本人は暑いと感じないところで 自覚症状のない怖さがあります。

 

もうすぐ夏なんですが、いまだベットにひいた電熱マットは外せず 来所する患者さんの時間によりタオルケットか毛布かを選択するという

冬と夏の準備をしていますが・・・

 

その痛み  自覚がない方いませんか?

自然が敵だと とてもかなわないんですけどね。 守る方法はあります。

 

一回で とはいえませんが、1週間から10日のサイクルで2~3回  皆さん改善されているようです。

 

暑い夏を乗り越える体力を作るために 今のうちのメンテナンスはいかがですか?

 

    

  

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